ブランド品に身を包み、高級車に乗っている派手なお金持ちもいれば、ユニクロの服を着て、燃費のいい小型車にのり質素に暮らしているお金持ちもいる。
このタイプの違いはどこから来るのかというと、まずはお金持ちになった方法で大きくわけることができる。
１．派手なお金持ち
自分で会社をおこして成功したタイプの人で、年収がとても高い。自分でお金を稼げる自信があるため、どんどん使ってもまた稼げばいいと考えるので、お金を使うことに躊躇がない。また、仕事上多くの人と出会うため最低限の身だしなみは必要であるため、常にTPOあったブランド品に身を包む必要がある。高級車は経費で落としている。
２．質素なお金持ち
基本的に金持ちの出身で、相続によりアパートなどの収益物件を含む土地や株を多く持っている。土地や株を売れば相当な額のお金が入ってくるが、相続で手に入れた土地は先祖から受けついたものなので、子供に相続させるつもりである。だから、相続税の支払いなどのため以外は売却するつもりはない。
生活費としては収益物件から得た収入で生活するが、次に建てるアパートの積み立てや子供たちへの贈与などを考えているため、あまりお金を使わない。そのため普段の服装や車などにはあまりお金をかけず質素に暮らしている。
上記が基本的な分類である。
あとは個人の「他人からの嫉妬」に対する考えでほぼ決定する。
派手な生活をしているとどうしても「他人からの嫉妬」が生まれてくる。
派手なお金持ちは「他人からの嫉妬」は理解しつつも、自分のお金持ちアピールに対する「満足感や承認欲求」の方を優先している。
逆に質素なお金持ちは「他人からの嫉妬」は損以外の何物でもなく、細心の注意を払って生み出さないようにしないといけないと考えている。
この世の中にはたくさんの会社があり、その会社には必ず創立者がいる。またたくさんのマンション、アパート、ビル、駐車場があり、そこにも所有者がいる。お金持ちは意外とたくさん隠れているのである。
