お気楽なFIRE生活

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「自称日本人」を見分ける質問が「日本語の特徴」であったという話

外国人にとって東アジアの日本人、中国人、韓国人を見分けるのは難しい。また海外とかでは窃盗で逃げる際にわざわざ「俺は日本人だ」というアジア人がいるらしい。

日本人にとっては怪しい日本語を話す「自称日本人」は簡単にわかるが、外国人でも簡単に見分けがつく質問というのを以前ネットでみたことがある。

それは「川を流れている桃の絵」を見せて何という表現か答えさせるというものである。日本人なら簡単で桃太郎でおなじみの「どんぶらこ」である。

どんなに日本語が得意な外国人でも「どんぶらこ」を知っているのはほんのわずかである。ちなみに辞書で調べると「どんぶらこ」は「重みのある物が水に浮き沈みしながら流れる様子」であり、超限定的なシーンでしか使えないものである。だから桃太郎の物語を読んだことがない人には理解不能である。

この「どんぶらこ」はオノマトペ(擬態語、擬音語、擬声語)であり、オノマトペの多さが日本語の特徴の1つである。日本語には4500ほどのオノマトペがあるとされており、英語は1000ほどしかないそうだ。

雨が「ぽつぽつ」「ぱらぱら」「ぽとぽと」「ザーッ」「バーッ」「しとしと」「じとじと」「ざあざあ」降っている。

これらの表現の違いがわかる外国人がいたら、日本語の達人かもしれない。