家やマンションを買うときにほとんどの人が住宅ローンを利用している。ある調査によると８割が利用中または返済済みであるという。
他人の住宅ローンの金額を知りたかったら、非常に簡単にわかる方法がある。
それはその人が住んでいる土地の登記簿謄本を取り寄せるだけである。登記簿謄本には抵当権設定登記がされている場合、最初に借りた住宅ローンの総額と借入先の情報が載ることになる。
私道に面している複数の家を知りたければ、私道の登記簿謄本を取れば、私道を所有している人の全員の住宅ローンの総額がわかる。
そして金利や年数から現在の住宅ローンの金額が推測できる。
住宅ローンの最初に借りた総額や現在の金額がわかれば、その人の資産や年収なども推測できるので、公正な土地の売買のためには必要ではあるのだが、こんな重要な情報が「誰でも」手に入れられるというのも不思議なものである。
