お気楽なFIRE生活

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中国人は溺れた「妻と母」のどちらを助けるのか問題

以前中国人と話をしていて、「自分の母親と妻が川でおぼれている。1人しか助けられないとすれば日本人はどっちを助けるのか?」と聞かれたことがある。

私は「自分の妻を助けると思う。なぜならもし私が自分の母親を助けた場合、母親はなぜ妻を助けなかったのかと怒ると思うからである。ただし、多くの日本人がどちらを助けるかはわからない。」と答えた。

中国人はどうなのかと同じ質問をしたところ「母親を助ける。なぜなら母親はこの世に1人しかいない大切な人だからである。妻はまた探せばいい。」と言っていた。そして彼によると他の中国人もそのような考えであるそうだ。

どっちが正しいとかは議論する気もなく、お互いの意見を尊重すればいいと思うのだが、中国人にとって血縁というのは非常に重要であることがわかる。

確かに妻または夫というのは、結局は血のつながりではなく愛情だけでつながっている他人なのである。

そう考えると結婚がうまくいかない(常に順調ではないという意味)というのはごく普通のことなのかもしれないし、日本では3組に1組は離婚するというも納得のいく話である。

ちなみに中国は「面子」を重んじるため離婚は少なそうに感じるが、実は日本よりも離婚率が高いそうである。