お気楽なFIRE生活

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♯や♭が「半音」だと完全に勘違いしていた話

音楽をやっていない人でもピアノの鍵盤はみたことがあると思う。

最初のところだけみると、ドレミファの白鍵があり、ドとレ、レとミの間にド♯、レ♯の黒鍵がある。

黒鍵ド♯は白鍵ドと白鍵レの間の半分の高さの音であり、この音の幅を半音という。ちなみに白鍵ドと白鍵レの音の高さの幅を全音という。

順番としては白鍵ド、黒鍵ド♯、白鍵レ、黒鍵レ♯、白鍵ミ、白鍵ファである。

白鍵ドの高さを1とすると、黒鍵ド♯が1.5、白鍵レが2、黒鍵レ♯が2.5、白鍵ミが3である。

では問題。白鍵ファの音の高さはいくつでしょうか?

4と答えた人は間違いです。私が高校生の時と同じ勘違いをしています。

私がしていた勘違いは白鍵同士が全音、黒鍵(♯や♭)が半音というものである。実は白鍵と黒鍵は関係なく、隣り合っているのが半音、間に1つ入っているのが全音である。だからドとド♯は隣り合っているので半音、ドとレはド♯が間にあるので全音、ド♯とレ♯は間にレがあるので全音である。

よってミとファは隣り合っているので半音、答えは3.5。

これってまず「半音」という表現が紛らわしいのと、たまたまドからミまでの白鍵の間に0.5っぽい黒鍵がちょうどあり、ひっかけにはちょうどいい並びになっていることが原因だと思う。だから白と黒の間が0.5、白と白の間は1という規則があると勝手に思い込んでしまう。

私が音楽の授業を全く聞いていなかったのが一番の原因なのだが、この勘違いのせいで高校の音楽の転調の授業が全く理解できなかった。